会社情報

設立50年(創業70年)の歩み

はじめに…創業から変わらぬ「真実一路」の思い

創業者・吉住茂

吉住工務店は、創業以来「真実一路」の思いで、丹波の地を中心に公共事業などの大規模建築を軸とする事業活動を行ってまいりました。創業者 吉住茂が1963年(昭和38年)に法人設立し、1989年(平成元年)に吉住俊一が受け継いで設立50年を迎えることが出来ましたのも、ひとえにお客さまや地域の方々とのご縁、そしてみなさまからいただいた温かいご指導、ご愛顧のお蔭でございます。
今日までの吉住工務店の歩みを振り返りながら、先達の教えを通して私たちが育んできたこと、建設業や家づくりへの変わらない「真実一路」の思いや姿勢をお伝えいたします。

創業 叩き上げの左官業から元請へ

吉住工務店は、創業者 吉住茂が1942年(昭和17年)に旧氷上郡春日町(現丹波市春日町)で始めた左官店が起源となります。当初は、台所のかまどづくりなどの仕事を大工から請け負う、下請け左官として出発しました。


先の戦争で海軍に従事した茂は、空母での任務に就き、戦地で多くの戦友の死を目の当たりにしました。戦地から奇跡的に生還できたことで、目の前で亡くなっていった戦友の分まで懸命に生きていく覚悟を決めます。

「生かされた喜びは仕事でお返しする」

常に今ある命を人の為に、と考えるような真面目で自分に厳しい人間でした。

勤勉家でもあった先代は、必死に勉強し次第に元請の仕事を担うようになります。一級建築士の資格も独学で取得し、人が嫌がるような仕事も率先して引き受け、しゃにむに働きました。1960年(昭和35年)代にブロック建築が盛んになると、左官業から建設業へと踏み出します。補強ブロック造とはブロックの間にモルタルを詰める工法であり、それは左官からの出発である彼が取り組みやすい分野だったことも幸いします。

法人設立~「RC造・公共工事の吉住工務店」へ

昭和43年 RC ブロック造建築物
(平成元年 撮影)

1963年(昭和38年)、茂は5人の従業員を擁して、株式会社吉住工務店を立ち上げます。当初は、元請として補強ブロック造の建物を手がける体制を整えると共に、各種専門職との連携を深め、受注施工能力の向上に努めました。やがて補強ブロック造の請負を足掛かりに、鉄筋コンクリート(RC)造、そして公共事業へと受注の幅を広げていくようになります。

創立5年目の1968年(昭和43年)に竣工したRC造の「春日町福祉センター」が、当社初の公共建築となります。当時は今のような生コン車などない時代です。現場に手練りのミキサーを据え、砂利とセメント、水で職人が練り上げながらの打設。それがその時の精一杯の技術でした。慎重に作業をこなしたつもりでも、いざ型枠を開けてみると一部にジャンカ(※)が見つかります。完璧主義の茂は大変ショックを受け、「頭を丸めたい」と消沈しました。
(※)モルタルや砂の量が少なく、粗骨材が多く集まった部分をいう。コンクリートの欠陥になる。

苦い失敗を糧に、彼は社内の技術力の向上に一層力を入れました。そんな努力の甲斐もあり、やがて吉住工務店はRC造の建築で評価されるようになります。時代は高度経済成長の流れにあり、公共投資は右肩上がりで進み、時勢と合わせて公共事業の受注も増加していきました。現社長の吉住俊一が入社する1970年代半ばには、拠点とする丹波周辺では「公共工事の吉住工務店」というイメージが定着していました。

世代交代~現在 日々の積み重ねが大切という教え

俊一が先代から教わったのは、掃除・片付け・整理整頓の徹底です。職人上がりの茂はモノを大切にする性格で、道具を粗末に扱うことを決して許しませんでした。現場や職場で、整理整頓ができていないと機嫌が悪く、きちんと片付けていれば機嫌が良かったことからも、その性格が分かります。そんな彼の姿勢から、俊一は「当たり前のことを毎日きっちり積み重ねていく」ことの大切さを学んだのです。

俊一が代を受け継ぐにあたって一番大切にした教えが、この「当たり前のことを毎日きっちり積み重ねていく」ことです。さらに会社全体としてその教えを徹底するには、職人や社員同士の円滑なコミュニケーションが重要であるとの考えに行き着きます。個々が当たり前のことを日々きちんとこなすには、仕事への志気を高め意欲的に取り組める環境であること、社内に“笑顔”で話せる空気があることが必須です。気持ちよくコミュニケーションが取れる会社であること。先代から引き継ぎ、設立50年を経た今日まで変わらずその教えは守り続けられています。

現在までに、吉住工務店は公共事業以外にも民間工事や鉄骨造・木造の建築物など幅広く手掛け、時代とともに成長し続けてきました。その中で社員には、良い仕事をするだけではなく、さまざまな経験をし、多くの実績を積むことで人としての優しさや温かみ、また自身の人間力を高めてくれることを求めています。


吉住工務店が目指すのは、建物が完成した後もお客様との絆を大切にできる人間味あふれる会社です。それは「真実一路」を社是に、規模や内容に関わらず、ひとつひとつ丹精を込めた仕事をするという姿勢を貫いた創業者 吉住茂の教えでもあります。

その変わらぬ「真実一路」の思いを持ち続け、これからも「みなさまのお役に立てる企業」として、しっかりと歩んでまいります。

沿革

1942年 兵庫県氷上郡春日町中山にて創業
1963年 組織を株式会社に変更、資本金534.6万円
兵庫県氷上郡黒井に設置
1974年 資本金を935万円に増資
1980年 資本金を1,935万円に増資
1982年 資本金を3,000万円に増資
1987年 兵庫県氷上郡春日町野村に本社移転
1994年 兵庫県氷上郡春日町黒井に社宅設置
1995年 兵庫県三田市高次に営業所開設
1996年 兵庫県氷上郡春日町七日市に住宅事業部開設
1997年 優良申告法人の表敬を受ける
2001年 ISO 9001 認証取得
三田営業所業務を本社に統合
2003年 ISO 14001 認証取得
優良申告法人の再表敬を受ける
(ひょうご木の住まい協議会に入会)
2005年 ひょうご木の住まい春日モデル 開設
2006年 住宅事業部 丹波市春日町七日市の展示場
並びに事務所を改装し「こだま館」を開設
エアパスグループに加盟
2007年 住宅事業部を丹波・四季の家に名称変更
丹波市に丹波・四季の家 春日展示場開設
芦屋市に丹波・四季の家 芦屋展示場開設
(現在は販売済み)
西宮市に丹波・四季の家 西宮営業所開設
2008年 優良申告法人の三度目の表敬を受ける
2009年 兵庫県西宮市長田町に西宮展示場開設
2012年 創設50周年をむかえる
2015年 優良申告法人の四度目の表敬を受ける
  現在に至る

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