㈱吉住工務店は、環境省の気候変動キャンペーン「Fun to Share」に賛同し、宣言します。
『パッシブデザインと自然素材の効果的活用で、低炭素社会へ。』
この宣言を実現するために、吉住工務店は下記項目に取り組みます。
1.地域産材の活用による山の再生
2.中大規模木造建築物の推奨
3.自社設計施工のパッシブハウス、ビルの提案
詳しくはFun to Share吉住工務店宣言ページをご覧ください。
http://funtoshare.env.go.jp/entry/list/010654_2.html
「Fun to Share」というキャンペーンは、まだご存知でない方が多いかもしれません。
「Fun to Share」の前身になっているのが、「チーム・マイナス6%」と「チャレンジ25キャンペーン」です。
2005年に発効した京都議定書で、地球温暖化を抑制するため、日本は2008年から2012年の間に温室効果ガスの
排出量を1990年にくらべて6%削減することが目標として義務付けられました。
この目標を達成するため、政府の地球温暖化対策推進本部は京都議定書目標達成計画を作成しました。
政府はこの計画の中で、国民に向けた情報提供、地球温暖化対策の普及啓発を目的として、経済界と協力して進める
大規模な国民的運動としてチーム・マイナス6%を立ち上げました。
その後、2009年の国連気候変動サミットにて当時の内閣総理大臣 鳩山由紀夫氏が「日本の温室効果ガスの排出量を
2020年までに1990年比で25%削減する」と発言したことを受け、環境省がチーム・マイナス6%を衣替えする形で
地球温暖化防止国民運動(チャレンジ25キャンペーン)が2010年にスタートしました。
これは個人・団体を問わずに「チャレンジャー」を募集し、環境保護に役立つ行動をさせるというものです。
京都議定書算定期間を終え、あらたな枠組みのなか、日本政府は2013年、温室効果ガス削減目標を掲げました。
そして新しい目標の下、国民が一丸となって低炭素社会の実現をめざすことが必要と考え、チャレンジ25キャンペーン
は終了し、Fun to Shareが2014年3月26日にスタートしています。
「Fun to Share」とは、『最新の知恵をみんなで楽しくシェアしながら、低炭素社会をつくっていこう』という合言葉で、
目標に向けてガマンしながら必死に頑張るのではなく、毎日を楽しく暮らしながら低炭素社会を作ろうという発想です。
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