吉住工務店のカレンダーは仏画作家の観瀾斎(かんらんさい)様に製作していただいています。
観瀾斎様の作品をカレンダーに使わせていただいて10年目を迎えます。
カレンダーの表題「かんらんさい まこと(真実一路)カレンダー」は、吉住工務店の社是「真実一路」からとりました。
またカレンダーの作品12点は、先生のこれまでの作品と新作の中から選ばせて頂いたものです。
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今回の作品について
観瀾斎師の東寺作品展は令和時代を迎えた。テーマは「慈愛とのであい」です。
師は一貫して神仏からの慈しみを描き続けている。それは、神仏から願われている私の相(すがた)を伝えたいとの念(おも)いである。師の言葉に「世の中が平和で、ひとり一人が幸せであって欲しいと。自分の作品を通じて、神仏に出会うご縁になればと。」
今回のカレンダーは、師のそんな念いを感じる作品です。
願いを感じることは、しあわせの第一歩だと思います。例えば、家を考えてみます。「家」は単に建物ではなく、施主様の願いを受けて実現されたものです。また、そこに住む人々の願いが、住む人たちによって築かれていく。それは家族愛などの慈しみとなる。
実は、日々の暮らしに「神仏とのであい」があることを教えてくれます。ことば一文字一文字、発する一声一声に心を傾けると音声仏に遇えると聞いたことがあります。
このカレンダーを通じて仏さまと日々語りあっていただければ幸いかと思います。
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作者プロフィール
観欄斎(かんらんさい)
仏版画家
観欄斎の世界~生かされて今を生きる道を通じて、独自の仏画世界を拓く~
1946年 京都府生まれ 現在は兵庫県丹波市にアトリエで制作活動に精進する。
2006年より京都・東寺にて個展を開き昨年秋13年を迎えた。
2009年秋には『百観音』(高さ2m×横28m 木版画)の代表作を公開した。
2011年には『阿吽の双龍』(高さ2m×横4m 木版画)の制作、翌年2月に震災復興の祈願をして福島へ。
寺院、美術館、有名デパートなどで作品展の開催。
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画:観欄斎師
書(表題、作品名):栗原周玉先生
文(キャプション説明、他):谷本 郎
12月「慈しみ」
11月「しあわせ」
10月「優かんのん」
9月「I love you」
8月「のぞみ」
7月「令和かんのん」
6月「愛の行進」
5月「包愛」
4月「I love you」
3月「やすらぎ」
2月「未来かんのん」
1月「七福神」