日本の国土の約7割は森林で覆われており、このうち約5割は天然林、約4割が人工林、残りが無立木地、竹林などです。日本の森林率は先進国の中でうは、フィンランドに次いで第2位で世界でも有数の森林国と言えます。過去約50年の間に森林面積が増加せず、蓄積だけが増加しています。これは「使うべき森林資源」が充実している、ということです。しかしながら安価で大量に入手できる輸入材が増えたことにより日本の木が使われなくなっています。使われずに放置されている森林資源が目立つようになり、国産材の需要低下に伴い、森林を手入れする費用が無く、荒れ果てている森林も少なくありません。
木材は、石材と並んで人類が手にした最古の資材。日本でも縄文時代の竪穴式住居から、現代の木造住宅にいたるまで、ずっと使い続けられています。日本は、特に森林資源が豊富にあるため、木造建築物が多く、「木の文化を育んできた国」といわれているそうです。
木材の加工技術も時代とともに発達してきました。最近では、集成技術、不燃技術、防蟻技術などの技術が駆使されるようになりました。その結果、木材は、耐久性を持ち、災害にも強い素材として扱われるようになり、鋼材やコンクリートなどと代替できるほどになりました。そして、大規模な公共建造物等にも木材が使用されるようになってきました。(森林・林業学習館参照)
弊社では、環境問題や地域産業の普及の観点から、建築物を木造化、木質化することを推奨しています。
また、地域の森林保護や資源循環を配慮し、丹波市産材または兵庫県産材の使用を第一としています。
陸域生態系の保護、回復、持続
可能な利用の推進、持続可能な
森林の経営、砂漠化への対処、
ならびに土地の劣化の阻止・回復
及び生物多様性の損失を阻止する
建築場所 | |
---|---|
用途・テーマ | |
構造・階数 | |
延床面積 | |
その他 | |
建築種別 | 公共施設等 教育施設等 医療福祉施設等 商業施設・工場等 集合住宅等 住宅等 |
構造種別 | RC造 S造 木造 その他 |
改修・再生 | 耐震改修 古民家改修 一般改修 |