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2020.12.24【SDGs】街づくりのユニバーサルデザイン

 

 

ななつ星

ななつ星グループホーム

 

福祉事業の活動目的

社会福祉施設等の建設を手掛ける機会が増えていく中で、日本では障がい者グループが全国的に圧倒的な供給不足であり、社会問題化していることを知ることとなり、この社会課題を解決していく必要性を感じ、障がい者グループホーム事業に継続的に取り組んでいます。
企業として地域貢献、社会貢献に向けてSDGsの目標達成に取り組んでいる中で、この事業においては、「3.すべての人に健康と福祉を」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「10.人や国の不平等をなくそう」「11.住み続けられる街づくりを」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」5項目の実現を目指しています。

 

 

デザインのポイント

吉住工務店は兵庫県の中央に位置し、県下の各方面にアクセスしやすい立地をいかし、兵庫県下においてノーマライゼーションの実現を目指し、地域ビジョンを持った取り組みをしています。障がい者グループホームの建設実現に助力するため、事業者や土地オーナー・投資家等に対して、障がい者グループホームの新規事業参入のセミナー、勉強会等を開催しています。建築会社が障がい者グループホーム事業をビジネスモデルとして展開している例は全国的に他にも存在するが、それらと当社の取り組みが大きく違うのは、以下の3点を戦略的にデザインしていることです。
1.利用者・運営者・土地オーナー・建築会社 全ての潜在的ニーズを満たす社会課題解決型のデザイン
(下記資料参照)
2.ノーマライゼーションの実現に向けて未来を描く中長期的デザイン
3.運営の最適化・事業性を追求した建物と事業収支のデザイン

 

 

 

今後の目標

施設的ではない民間によるグループホーム等の開設は、障がいのある人たちが地域で普通に暮らせるようにという「ノーマライゼーション」の理念により進められていますが、施設コンフリクト(周辺住人の反対)が大きな問題として立ちはだかります。施設コンフリクトが発生する要因は、障がい者に対して無知であることが大きいです。障がい者への偏見、無知からくる障壁は簡単にはなくなりません。しかしながら、グループホームはごみ処理場や火葬場と違い、人が住む場所だからこそ、反対運動を乗り越えた地域では、以前よりも強い住民同士の絆が生まれる場合があります。逆説的言えば、施設コンフリクトには、新たなより良い地域づくりへの可能性が秘められています。グループホームの建設が数多く実現していけば、自然と障がい者に対する無知、偏見がなくなり、ノーマライゼーションが実現された社会が構築されていく…。我々はそこを目指しています。

 

 

虹の会工房 完成見学会

虹の会グループホーム

 

 

SDGs

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

予防接種に10億ドルを費やせば、毎年100万人の子どもの命を救うことができます

 

SDGs

強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

産業化による雇用増加作用は社会に好影響を与えます。製造業で雇用が1件増えるごとに、他の部門で2.2 件の雇用が生まれます

 

SDGs

各国内及び各国間の不平等を是正する

世界人口のいずれの部分を除いても、持続可能な開発を達成することはできません

 

SDGs

包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

2030 年までに、50 億人が都市で暮らすことになると予測されています。

 

SDGs

持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

各国が定めた開発の優先課題と成果に見合う開発協力を行うためには、特に脆弱な国々で、より一層の取り組みが必要です

 

 

 

 

吉住工務店はSDGsの目標達成に向けて取り組んでまいります。

 

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